American Epilepsy Society (AES) 2020にて初めての発表を行いました。Covidだったのでオンラインでしたが。 https://meeting.aesnet.org/
Automated pipeline for preprocessing scalp-recorded EEG data for phase-amplitude coupling analysis of children with and without infantile spasms
Sunday December 6, 2020
5:15 PM – 6:45 PM
Your Role: First Author
この研究は、現在進行中のカリフォルニア大学ロスアンジェルス校の神経内科医たちとの共同研究です。私の役割はデータの解析で、発表内容はその解析法についてでした。安定の解析屋さんの仕事です。
しかしこの研究ではちょっと予想に反する結果を見ました。脳電のノイズ除去法を3種類、すなわちASR、ASR+ICA-level1、ASR+ICA-level2を試して結果を比較したのですが、クリーニングするとガンマ帯域ののパワーが上がっているんですよね(Result E)。これはASRだけの場合にも上がっているので、ICAだけが問題である可能性は今のところ除外できます。直観に反する結果なので、どうしてこうなるのかの過程をよく調べてみる必要があります。